器質的な疾患が疑われる坐骨神経痛のケースには以下のようなケースがあります。
目次
坐骨神経痛の種類
①腰椎の関与が疑われる場合
椎間板ヘルニア
脊椎分離症
脊椎滑り症
脊柱管狭窄症
②梨状筋症候群
坐骨神経はお尻の筋肉である、梨状筋の下を通っているため、しばしば梨状筋に神経が圧迫され坐骨神経痛が起こります。
③腫瘍の可能性
脊椎腫瘍
骨盤内腫瘍
がんが脊椎や骨盤に転移したために、強い坐骨神経痛が起こる
痛みは徐々に強くなり、安静時にも痛みが生じる
④子宮内膜症
子宮内膜や、それに似た組織が始終の外にできる子宮内膜症が、坐骨神経に影響を与えることがある。
多くは月経痛や排便時痛を伴う
その他、子宮の病気や、卵巣の病気でも坐骨神経痛が現れることがある。
痛みがだんだん強くなる、安静時にも痛みが強くなる
あるいは、月経や排便の時の痛み、過去にヘルニアや脊柱管狭窄と診断されたことがある
など
そういったサインが認められる場合は、お近くの医療機関で検査を受けることをまずお勧めいたします。
まず病院へ行くべきかどうか、わからない。
あるいは病院へ行くのがそもそも苦手…といった方は気軽にお越しください。当院は鍼灸院であり、診察をすることはできませんが、お話を聞かせていただいて、必要な場合は通院のアドバイスを行なっております。
放っておいて我慢していると症状が悪化するものもありますし、一度鍼施術を受けることで、何事もなくパッと消えてしまう場合も中にはあります。
病院へ行くほどかどうか、迷われている方はぜひ一度鍼灸院に足を運んでみてくださいね。