最新物理療法SWIMS(ラジオ波)の凄さを語ります
最新ラジオ波による温熱療法機器
SWIMSはラジオと同じ周波数の電気を体内に流すことで熱を産み出します。簡単に例えるなら「岩盤浴の上位互換」です!温めるだけなら岩盤浴と同じじゃない?いやいや違うんです!
岩盤浴ではなくSWIMSによるラジオ波が優秀な理由がきちんとあるんです。
外部熱か内部熱か
熱っ!!!
って思った時にその温度はどこで感じていますか?
…..どこだろう?
ってなりますよね。
答えは皮膚の下にある温度受容器です!つまり皮膚表面で発生した温熱刺激を皮膚の下にある受容器(センサー)で感知をすることで温度を感じます。これが外部熱です。
サウナや岩盤浴などは空間に熱があるので皮膚がその温度を感じることで熱さを感じます。
ここで一つ質問です
皮膚で熱を感じるなら、皮膚より下の部分には熱は入っているのか?
という疑問です。
皮膚の下で熱いと感じたらそれより下の組織には熱はそれ以上入りません。
軟部組織や筋肉や関節などに熱は入りません。
でも
治療する時に痛めている部分ってその部分ですよね…。
そこでこのSWIMSに話が戻ります!
SWIMSは深さ10cmまで届くラジオ波
ラジオ波の仕組みは基本的にモノポーラシステムを利用しています。
プローブから出た出た高周波を熱エネルギーに変換しています。
簡単に言えば電子レンジです!外から温めるのではなく体の中に通った電気がぶつかり合う時に熱エネルギーになり深部での熱変換が可能になるのです。
そしてSWIMSは国内にあるラジオ波の中でも最も深い10cmまでのアプローチを可能にしています。10cmって言ったら体の半分はいけますよね!!笑
凄くないですか!?内臓にも熱が届くことで代謝も上がるし自律神経にも良い影響を出します!
電気だからイオン交換も捗る!
高周波の電気は細胞単位のイオンに影響を与えます。
電気が流れることでカリウムイオンとナトリウムイオンのバランスが整うわけです!
このカリウムイオンとナトリウムイオンのバランスが悪くなると
攣縮つまり足がつったりするのですね。
細胞の外と中のイオンが整えば人間の一番小さい単位から体の調子が良くなるわけです!
フランスのトップアスリートやトップモデルの御用達
フランスで開発されたこのSWIMSはテカールセラピーといい世界でも使われているものです。
さらに皆さんご存知のプロ野球選手大谷翔平さんもラジオ波を使ってケアしています!
https://www.sakaimed.co.jp/advance/interview/ohtanishohei-3/
リンクはラジオスティムを取り扱う酒井医療さんへと飛びます。
ラジオ波は指圧・マッサージ文化のない西洋圏では至って普通の選択肢で
最新の科学の技術を利用した論文ベースのものがほとんどです。
コラーゲンを柔く!もみ返しもない
ラジオ波の魅了はコラーゲンの柔軟性を高めるのともみ返しがなく即効性がある施術ができることです!
人間の体温は36°前後で体内の温度に至っては38°前後です。
そして膠原繊維(コラーゲン)は42°を越え始めると柔らかくなります。
コラーゲンが柔らかくなるとその隙間をヒアルロン酸が流入し水分量が増えます!
血管拡張やリンパの流れも改善するので良いことづくめですね。
関節包や靭帯などの普段は治療をしにくい場所でも痛みなく温熱刺激で柔らかくすることで関節の拘縮や癒着や滑走性などに非常に効果が期待できるのです。
そしてこれはSWIMSだけなのですが「人工関節に使える」という論文も出ているので
今まで人工関節は物理療法のほとんどは禁忌で温熱療法は難しかったのですが
その問題をクリアすることができました!本当にすごい!
温熱刺激でイオン交換だけなので体の内部にダメージを与えることもありません。
マッサージなどは揉むことによって効果を出しますが、圧を加えた際にダメージとして入ってしますともみ返しなどが起こってしまいます。結構だるくなるので嫌ですよね….
それをSWIMSなどのラジオ波を利用するともみ返しなく回復力と即効性だけ出るのです!
腰痛の80%以上に効果を示すというデータも
これは腰痛の人が聞いたら嬉しくなってしまいますね!
しかし、腰痛といっても様々な種類があるので一概に全てに効果が出るとは言えません。ラジオ波で効果が出るものと出ないものもあります。
ただラジオ波は「広範囲・効率的」な物理療法なので手技を利用するよりも効果が非常に出ます。深さ・温度・電気と人間では再現できない刺激を利用して生体反応を効率よく起こすため手技を10分行うよりもラジオ波1分したほうが効果が出ると思います。
腰痛を感じたらまずはラジオ波を行って効果を確認し、症状が改善すればOKです。
痛みが残るようであればそこから細かく治療をしていくのが最も効率が良いのです。
超音波との違い
これは簡単で電気か音波の差です。
音波の場合は縦波といい直進的なエネルギーを利用しています。
分子を振動させることで熱を産み出して振動・温熱刺激を加える物理療法機器です。
深さは1MHzで5cm前後 3MHzで2cm前後のため比較的浅い層の治療に使われます。
ルールとしては減衰率というものがあり
固いものに超音波のエネルギーが蓄積されやすいということです。
簡単に言えば骨→靭帯→皮膚→筋肉→脂肪のようにエネルギーの蓄積率が変わります。
対してラジオ波は何度も説明していますが電気です。
高周波で電磁波と電磁界の特徴を併せ持つラジオ波のエネルギーは直進的です。
しかし減衰率ではなく電気抵抗値が関係します。電気が通りやすいか通りにくいかで温熱効果に差が出てきます!オームの法則のV=IRのRの部分ですね!
そのため減衰率とルールが違うのとイオン交換などは起こりません。
じゃあラジオ波と超音波どっちが良いの!?
と聞かれてしまったら
「どっちも良いよ!」と答えます。
そもそも物理エネルギーの種類が違うので扱い方が異なります。
骨折などの治療では超音波の方が活きますし、温熱メインだったらラジオ波のが良いです。
ここで大事なのは「デメリット」もあることです。
超音波は「金属」に当ててはいけません。長時間同じところに当てると音波通が出ます。
とメリットの裏には必ずといって良いほどデメリットがあります。
ラジオ波のデメリットは「ペースメーカー」「慢性炎症」「スパーク」などがあります。
まずペースメーカーなどの体内に電子機器があるかたは絶対にやってはいけません。
次に慢性炎症系の病気の方ですが出力のコントロールをして慎重に扱わなくてはいけません。
最後にスパークですが、これは「静電気のバチ!」です。
ラジオ波は高周波なので基本的には電気を体が認識せずに体内へ入れることができます。
しかし、少し肌からプローブが浮いてしまったりすると、空気中に放電され静電気と同じようになってしまいます。これが結構痛いんです。。
両者のデメリットと利用したいエネルギーを頭に入れてしっかりと使いこなしていくのが大事ですね!
おっと、大事なことを伝え忘れていました。
SWIMSはほとんどスパークしないし多様性の塊
SWIMSにはタッチアンドゴーシステムが搭載されているためスパークがほとんど起きません。なので先ほど話したデメリットが一つ消えるわけです。すごいでしょ!
そして多様性の塊というのはプローブの豊富さにあります。
手からラジオ波を流す・パッドをつけて持続的に流す・リターンプレートを動かしながらできる
うん、ラジオ波を知らない人にとってはなんのことやらって思いますが
これはすごいことなので、そういうふうに思っててください!笑
しかも今も新しいプローブなども開発されているので今後が楽しみです!
まとめ
どうでしたか?SWIMSは!すごいでしょ!すごいんです!
よくエステにあるインディバやハイパーナイフよりも臨床向きの素晴らしい機会です。もちろん美容面でもキチンと効果を発揮する。まさしく大は小を兼ねる!
このSWIMSは言葉だけではなく受けてみるのが一番早いです!
でも機械本体が高いので料金は高めになりがちです。
しかし!当院では頑張って安めで行えるように他の部分をコストカットしています。
本当に素晴らしい機械なのでぜひ一度体験してみてください!
多分浅草橋で導入してるのうちぐらいです
院長 種市