自律神経が乱れて起きること
自律神経の働きを簡単にまとめると
呼吸・脈拍・消化・生殖・排便など生命維持を適切にスムーズに行うことですので、自律神経が乱れるということは呼吸・脈拍・消化・生殖・排便に何らかの問題がでることを意味します。
より具体的に言うならこんな症状が出ます。
身体症状は
耳鳴り、めまい、偏頭痛、動悸、息切れ、ほてり、不眠、便秘、下痢、生理不順、頻尿、残尿感、慢性的な疲労、だるさ、
精神症状は
イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる
これらの症状は一つだけ出るのでなく、同時に出ることが多いです。
鍼治療で何ができるのか
・皮膚へのアプローチにより肋骨等の呼吸に関わる部位の可動域が上がり呼吸がしやすくなる
・背部骨格筋・皮膚を緩め緊張を解く
・手足末端部に刺すことにより末端温度を下げ副交感神経優位にする。
鍼灸治療での治療期間は?
自律神経失調症を、鍼灸治療で受ける場合、どれくらいの期間がかかるのでしょうか。
これは個人差があるため、何日で改善しますというようなはっきりとしたことは言えません。
定期的に通っておくことで、自分が感じている身体の不調にも敏感になってきます。不調を感じることができれば、少し休もうかなというように、自分でケアできるようになるので、症状の悪化も防げます。
まずは一度体験してみることでその日の睡眠度合いやリラックスの程度を見ることができます。
当院では回数券で縛るといったことは一切しません。効果を実感していただいた方に通っていただくという形をとっておりますのでお気軽にお越しください。