肩こりってなんだ?
現代病の一つとしてあげられる「肩こり」お悩みの方も多いはず。でも、肩こりって何かご存知ですか?肩がこってる=肩こりなのはわかりますが、なぜ「凝る」のかをご説明します。
筋肉は呼吸をしている!?
筋肉が健康な状態を維持するため呼吸をする
筋肉が健康な状態を維持するために必要なものとして「血液」があります。血液は様々な組織に酸素や栄養を運んだり、組織から悪い老廃物を運び出し代謝させる働きがあります。そのため筋肉は縮んだときに血液を取り込み、伸びた時に古い血液を排出します。吸って吐く筋肉も呼吸をしているのです。
筋肉が酸欠になると凝り始める
筋肉が伸びていると悪い血液を排出する話を先ほどはしました。では筋肉が伸び続けているとどうなるのでしょう。結果は「凝ってしまう」のです。
筋肉がポンピングせずに無酸素での運動になると「ローマン反応」という無呼吸でのエネルギー生成がメインになります。その時に代謝産物として出るのが「乳酸」です。しかし、筋肉がポンピングしないと乳酸は溜まってしまいます。すると疲労が起き凝り始めてしまうのです。
スマホをいじる姿勢が長時間続くと首の後ろはずっと伸びたまま・・・
という事はどうなるかわかりますよね?
肩こりは肩の問題だけではない!
地上に生きている限り全人類に共通して降りかかる問題
それが「重力」です。
人間の発達の仕組み上、まっすぐ立てていれば基本筋力だけで身体を支えられます。しかし、時代は変化しまっすぐ立つ事や走ったり歩いたりするよりも、座り続ける事の方が増えました。そのために「抗重力筋」と呼ばれる筋肉達は弱くなりつつあります。するとどうでしょう、4足歩行からやっと二足で立てたのにまた身体が丸まり始めて来ていますよね。
それが「猫背」です。
その猫背があるせいで重力の負荷は身体の背面側に負担を及ぼし、特に重い頭を支える首と肩の筋肉や上半身を支えるための腰に痛みが出やすくなってしまいます。
肩こりの見分け方と治し方
自分でできることを試してみる
まずは体操から始めてみましょう。肩の筋肉を上下させる事によって筋肉をポンピングさせてみたり、関節を大きく動かす事で肩周りの筋肉を柔らかくします。それである程度改善するようであれば仕事の合間などで繰り返し行い、お風呂などでゆっくりと温めましょう。
それでも治らない場合
肩こりと一概に言っても「肩」だけが原因でないという事はお話ししました。という事は肩の体操をしてもダメという事は肩以外の問題の可能性が高いという事です。そうなると、自身の判断では難しくなってきます。早いうちに専門院にかかるのをオススメします。
当院に肩こりはお任せください!
姿勢を改善
肩こりをみる際に猫背の治療が必要なお話しはしました。その猫背を解消するために必要な骨格矯正を当院では得意としています。そのためマッサージ店とは違い整体・カイロプラクティックの技術を使う事でより効果的な変化を起こすことができるのです。
深部の問題を解決
肩こりの際に肩の奥に原因があったり、首の深部に問題がある場合もしばしばあります。しかし、そうなった時に整体・マッサージなどでは深い部分には手が届きません。そんな時に有効手段となるのが「鍼治療」です。この鍼を深部にある問題箇所を狙うことで直接的な変化を起こすことができます。
トータルケアができる!
当院の強みとして
「多角的なアプローチ」
を得意としています。様々まな観点からアプローチする事で早期改善を狙うことができます。なかなか変わらないお悩みをお持ちの方は、ぜひ相談してください。