頭皮の環境を良くするには??

皆さんこんにちは

東洋医学を科学するBody-Remakerスタッフ

布野 聡一朗です。

この記事を開かれた方はきっと、脱毛の症状でお悩みですよね。

当院ではフサフサ、黒々とした健康な髪に育てるため、

「頭皮の環境」を改善するお手伝いをしています。しかし、ひとくちに「頭皮の環境」といっても、何をどうすれば頭皮の環境が改善するのかはいまいちピンとこないのではないでしょうか。

ここでは、頭皮の血管の状態に着目し、効果的に頭皮に働きかけて健康な髪を育てる方法について解説していきます。

当院は「東洋医学を科学する」をモチーフに

エビデンスが不明瞭な事柄について、一般的な治療院よりも深掘りしてお届けすることを目標に執筆しております!

この記事では、以下の三点について学ぶことができます。

①頭皮の環境を良くするには頭皮の血行改善から♫

②頭皮の血管の役割と、機能障害

③なぜ頭頂部は血行不良になりやすいのか

それでは行ってみましょう!

目次

①頭皮の環境を良くするには頭皮の血行改善から♫

頭皮の環境を良くして健康な髪を育てやすくするには、まずは頭皮の血管について深く知ることが重要です。頭皮の血管を、ただの「血が流れる管」として認識してはいけません。

紫外線に窒素療法、ホルモン剤の注射、塗布、経口服用…アプローチ方法は自由診療の枠組みで実に多様に行われています。

しっかりと頭皮の血管の特徴を理解することで、ご自身の頭皮へのアプローチをより効果的なものに変えていくことが必要です。

血管の基本的な役目の1つは「栄養と老廃物の代謝」です。

②頭皮の血管の役割と、機能障害

さて、人体の最も細い血管を毛細血管と呼びますが、

頭皮全体にはこの細い毛細血管がびっしりと張り巡らされており、これらの血管を通じて髪の毛へ栄養を運んだり老廃物の排出を助けたりしています。

ですから、やはり毛細血管の血行が悪くなると、栄養が送られず、結果として土壌となる頭皮の環境が痩せてしまうということですね。これはとてもイメージしやすいと思います。

毛細血管はその名の通りに、髪の毛の10分の1ほどの太さしかない細い血管であり、平均して1mm中に8~12本程度、その中でも最小のものは、なんと200分の1mmと言われています。

それだけ細い血管ですから、一度トラブルが起きるとたちまち弱ったままになってしまいます。頭皮に起きたトラブルが改善しにくい理由は、そのためです。

さらに、毛細血管は加齢とともに老化し、機能も衰えていきます。特に40代半ばにさしかかると、血液が流れなくなり消滅する「ゴースト血管」も出てくる確率が高いため、若年層の脱毛症とは区別する必要があります。

毛細血管にトラブルが起き、機能が低下すると、栄養が頭髪に送られないばかりではなく、

血液中の栄養や老廃物等の成分が血管外に漏れ出して炎症が生じます。そうなると、細胞の修復能力にも影響を与え、頭皮全体の健康を害してしまいます。

③なぜ頭頂部は血行不良になりやすいのか

頭頂部は、頭部の他の領域に比べて血行不良になりやすいとされています。

なぜだかわかりますか?

一言でいうなら「筋肉が少ないから」です。ふくらはぎが第二の心臓という話を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

頭皮の筋肉も同様の役割があります。

まず「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」と呼ばれる筋肉があります。そして、頭部の上のほうには、「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」と呼ばれる3つの筋肉が備えられています。これらの筋肉がポンプ的な働きをすることによって、頭部に血が巡っているというわけです。

しかし、触ってみるとわかるように、頭頂部だけは明らかに他の部分と感触が異なります。そう、筋肉がないのです。頭頂部には、ポンプの役割を果たす筋肉が存在せず、毛細血管が張り巡らされているだけです。そのため、頭頂部は他の領域に比べて血行不良に陥る可能性が高くなっています。

次に頭皮全体の血行の状態を測るために重要な指針となるのが、「帽状腱膜」の柔らかさです。帽状腱膜が柔らかいかどうかによって、頭皮の健康状態が変わってきます。健康な頭皮なら、触ったときに適度な厚みと柔らかな弾力を感じるでしょう。

しかし、どうでしょう?

もし今読まれている方が、脱毛に悩まれている方かまたご家族の方でしたらぜひ、頭を触ってみてください。

血行不良の頭皮にあっては、この帽状腱膜がカチコチになって頭蓋骨にはりついています。頭皮の健康な人と触り心地を比べた時に、柔らかさや弾力がないと感じたなら、血行不良で老廃物が流れにくくなっている状態を疑ったほうがよいでしょう。

頭皮が固いなと思ったときは、マッサージをして血流を良くしてあげるのも重要です。特に、後頭部の最も出っ張った部分に注目してみてください。この部分が固くなっている場合、健康な髪を育てるのに欠かせない血液のスムーズな流れが阻害されてしまっているかもしれません。頭皮に働きかけ代謝をよくすることで、健康的な髪の毛をゆっくりと育てていきましょう。

以上で確認したように、頭皮の筋肉は他の場所に比べて薄く、また完全に存在しないエリアもあり、それが結構不良を生み出す素因となっています。

生活習慣で改善できる範囲であれば、マッサージなどのセルフケアを組み合わせて徐々に改善することもあるかもしれませんが、

すでに症状が進行している場合は、専門家のアシストが必要です。

ミノキシジルやフィナステリドなどのホルモン剤は、効果的なケースもありますが、長期服用は副作用も存在します。

短期的に確実に効果を出すためには頭皮の血行を最大限良いものにする必要があります。

鍼通電療法では、随意的に動かしづらい筋繊維をくまなく動かすことができ、また筋の薄い・存在しない場所の血管炎症による漏発物等の漏出による頭皮環境のイオンバランスを改善させることが可能です。

ぜひ、現在脱毛で悩まれている方・病院に通われている方は

当院の治療法の併用をお勧めいたします

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